お金とはアートである

突然ですが、「お金とは何か」について考えてみました。

お金とはアートである。

なぜならば、人間にしかその価値を決めることができないからだ。

アートとは、表現する人(または作品)と鑑賞する人が、お互いに作用し合うことにより、精神的・感覚的な感動を得ようとする活動(または作品そのもの)。

お金とは、売り手(または売りもの)と買い手が、互いに歩み寄ることにより、精神的・肉体的な体験を得ようとする契約(またはそのための手段)。

いずれも人間にしかその価値は決めることができない。

ここまで導き出すのに1日半かかりました。こんなに考えたのは小学生以来です。納得できる考えに至るまでに、いくつも書いては消しました。あきらめかけていた時に、フッと思いついたのがこれです。
自分で納得できる考え方を言葉にできたら、喜びが湧き上がりました。本当に嬉しかったです。考えるって楽しいんだなっていうのを、身体が思い出しました。

お金とはアートである。なぜなら、人間にしかその価値を決めることができないから。

「お金はアートである」
かなり気に入っています。

お金はきたないもの、お金は悪、お金があるとロクなことがない、お金は欲、お金はエゴ、お金はエネルギー、お金は仕事の対価、お金は幻想、お金は、、、

今まで誰かによって語られてきたものを、その時々でなんとなく納得した気になって自分のものにしたつもりでいました。きっとどれもその人にとってのお金の姿なのだろうと思います。

お金をどのように理解・解釈するかは自由ですが、大切なのは、その考え方のもとに自分がお金とともに生きていくということです。その考え方のもとにお金と向き合いながら生きていくその先に、お金と関わる上での自分の未来があると思うのです。

お金はひとつの例です。さまざまなものごとを、自分がどのように理解・解釈して、それを見て感じているのか。その「何か」に対する考え方や捉え方が集まったもので私たちは総合的に解釈し、それぞれ自分なりに思考し、そして行動します。

ものごとやできごとにきちんと向き合い考え続けることが、私たちを豊かにしていくのだと思います。

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